ラッシー
らっしー
Lassie
動物・犬
作品
特徴
迷子になって羊の群れに踏まれそうになっているところを助けられた縁で、ジョンに飼われることになった犬。
ジョンが入念に手入れしているので毛並みが素晴らしい。
ジョンを迎えに行く等のルーティーンは時計よりも正確。
実例
「Lassie(ラッシー)」と書かれたプレートの付いている子犬の首輪が見慣れないボートに落ちていて、その首輪は拾った子犬にぴったりで、ラッシーと呼ぶと返事をした。
ジョンはラッシーを母犬に届けようと、コリンとともにそのボートに乗って川の上流に向かって探しに行った。
川と運河の境まで来ると、どうやらここの水門を管理するグッドマンという男がボートの持ち主で、ラッシーの現在の飼い主であるらしいことが分かった。
なんでも数日前にすぐ近くの街道でパンクした車がいて、それに乗っていた男はコリー犬の親子を連れて外国へ行く予定だったが、パンク修理をしている間に子犬が行方不明となり、出航の時間も迫っているので飼い主の男は子犬を連れていくのを諦めて、見つけたら大切に育てて欲しいとグッドマンに頼んだことから、現在グッドマンが飼っているという経緯があった。
ジョンがラッシーをあまりに名残惜しそうに見ていたことから、グッドマンは「お前が育てろ、大切に育てりゃ誰が面倒見たっておんなじだ、めんどくせえからお前にやらせてやるんだ」とジョンにラッシーを譲ってくれた。
情報
犬種はラフ・コリー。
illustrated by YUME